ハートの椅子のお話(ピアメデュエーション)
子どものけんかは素敵です。大ケンカの後、すぐに仲直りし何事もなかったようにケンカをはじめたり、お互いの理解を深めもっと仲良くなったりします。けんかは心を育てる、またとない機会にもなります。ピアメデュエーションという手法が現在多くの学校で取り入れられています。
大人がけんかをちゅさいし、裁判官のように判決を下し、正しいと思う結論を押し付け合うのではなく、子ども同士が自分たちで考え、話し合い、解決をしていきます。ケンカはあって当たり前。肝心なことはケンカがあってもスールを決めたり、自分たちで解決できる力をつけていくことです。わくわく組には子どもたちが話し合う「ハートの椅子」がおいてありま」す。子ども達はケンカになるとそこに座り、自分たちで話し合いをしてお互いの気持ちを伝え合っています。
異年齢クラスでは子ども達どうしで椅子に座り、年長の子が仲裁に入り、話し合ったり遊びながら仲直りをしていく姿がよく見られます。保育士はケガを防止しながら静かに見守ります。ハートの椅子は卒園児がデザインし製作しました。
「どんな気持ちかな?」 言葉で伝わらないときは表情の絵で伝え合ったりします。